Vol.1 Day 4

SHOOTING & TOOLS

世界を切り取る「レンズ」と、時間を操る「編集」の魔法

今日の学習目標 (Learning Objectives)

  • スマホカメラの「グリッド線」を表示し、意識的に構図を作れるようになる。
  • 7つの基本構図(三分割法、日の丸構図など)の違いと使い所を理解する。
  • PCでの素材準備とスマホでの編集をシームレスにつなぐ「クラウド連携」ワークフローを習得する。

「センスがないから良い動画が撮れない」と思っていませんか?
プロとアマチュアの違いは、センスではなく「知識(セオリー/型)」を知っているかどうかだけです。
Day 4では、映像を劇的に変える「型」と、プロの時短術である「ツール連携」を徹底解説します。

VIEWFINDER MODE

プロの「視点」を体験しよう。
グリッド線と照明で、印象はどう変わる?

Auto HD 60

01 THE LENS: 7つの構図を武器にする

構図とは、「視聴者の視線をコントロールする技術」です。
ただ漠然と撮るのではなく、意図を持って被写体を配置することで、映像に「意味」が生まれます。

🎥 撮影の基本 (まずこれを見て!)
🎥 グリッド線の出し方
🎥 実践カメラワーク

基本の7構図 (Composition List)

1. 三分割法 (Rule of Thirds)

【王道】 画面を縦横3等分し、その交点に被写体を配置する手法です。

効果:最もバランスが良く、安定感が出ます。迷ったらまずはこれ。

2. 日の丸構図 (Center Composition)

【強調】 被写体を画面のど真ん中に配置する手法です。

効果:シンプルで強いインパクト。被写体の力が弱いと退屈になるので注意。

3. リーディングライン (Leading Lines)

【誘導】 道路、手すり、廊下などの「線」を使って、視線を奥へ誘導します。

効果:写真に「奥行き」と「ストーリー性」が生まれます。

4. シンメトリー (Symmetry)

【美学】 左右対称、または上下対称(リフレクション)になるように撮ります。

効果:幾何学的な美しさ、静寂、威厳を表現できます。

5. S字構図 (S-Curve)

【優雅】 川や道などの「S字」のラインを取り入れます。

効果:リズム感、柔らかさ、優雅な流れを表現します。

6. パターン構図 (Pattern)

【統一】 同じ形や色が規則的に並んでいる様子(窓、商品棚など)を撮ります。

効果:画面全体に統一感と、抽象的な面白さを生みます。

7. 額縁構図 (Frame within a Frame)

【没入】 窓枠、トンネル、木々の隙間などの「枠」越しに奥を撮ります。

効果:視線を中心へ集中させ、「のぞき見」しているような臨場感を出します。

02 THE EDITOR: 最適解ワークフロー

「スマホだけで全部やる」のは疲れ、「PCだけで全部やる」のは素材集めが大変です。
プロは「PCで素材準備 → クラウドで共有 → スマホで編集・投稿」という一番おいしい所取りのワークフローを使っています。

なぜPCとスマホを使い分けるのか?

PCの役割

「素材作り」に特化
AIへの指示出し(タイピング)や、画像の検索・保存はPCの方が圧倒的に速い。

スマホの役割

「編集と投稿」に特化
CapCutアプリのエフェクト機能は最強。TikTok連携もスマホがスムーズ。

結論: Spaceでデータ同期すれば、生産性は2倍になります。

実践・詳細ワークフロー

Step 1 AIで台本を作る (PC)

まずは動画の「設計図」となる台本を作ります。GeminiやChatGPTを使えば一瞬です。

                        sequenceDiagram
                            participant U as User
                            participant AI as Gemini/ChatGPT
                            U->>AI: プロンプト入力
                            Note right of AI: 300文字/ショート動画用
                            AI-->>U: 感動的な台本を出力
                    

以下のプロンプトをAIにコピペして使ってみてください。

生まれつき人生勝ち組の人の誕生日ランキングトップ5という台本を作ってください。文字数は300文字程度。ショート動画用です。

Step 2 AIで画像を生成する (PC)

台本ができたら、背景に使う画像を用意します。これもAI(Adobe FireflyやMidjourney、ChatGPTのDALL-E3など)に頼りましょう。

                        graph LR
                            A[💡 アイデア] --> B(プロンプト入力)
                            B --> C[🖼️ 画像生成AI]
                            C --> D{高品質な画像}
                            style D fill:#e91e63,color:#fff,stroke:none
                    

例えばこんなプロンプトで、目を引く画像を生成します。

女性で宝くじに大当たりして喜んでいる画像を作成してください。写真リアル、高画質、YouTubeサムネイル風。

Step 3 クラウド連携 (Space)

ここがプロの技。PCで作った素材を、ケーブルを使わずにスマホへ送ります。CapCutのブラウザ版を使います。

                        graph LR
                            A[💻 PC: 画像・台本] -->|ドラッグ&ドロップ| B(☁️ CapCut Space)
                            B -.->|自動同期| C[📱 スマホ: CapCutアプリ]
                            style B fill:#e0f7fa,stroke:#00bcd4,stroke-width:2px
                    

手順: CapCutブラウザ版にログイン > 左側の「スペース」を選択 > 「アップロード」ボタンからファイルをアップするだけ。

Step 4 スマホで編集 & 投稿

素材がスマホに入ればこっちのものです。CapCutアプリの最強機能を使います。

                        graph TD
                            A[📂 Spaceから読込] --> B[🗣️ テキスト読み上げ]
                            B --> C[🔤 自動キャプション]
                            C --> D[✨ エフェクト追加]
                            D --> E[🎥 TikTokへアップ]
                            style E fill:#000,color:#fff,stroke:none
                    

テキスト読み上げのコツ:
台本を「テキスト」として貼り付けた後、そのテキストを選択して「読み上げ」機能をタップ。「ボウヨミ」や「カワボ」など好きな声を選べば、ナレーションの完成です。

このページのレシピをみる

WEB制作の裏側・実装のヒミツ

KNOWLEDGE CHECK

Vol.1 Day 4 理解度テスト / 全5問

Loading Quiz System...